2018年03月04日

「見える」だけでいいですか?

福岡県久留米市の中小企業サポーター、
楽々屋コンサルティングの大山です。

いろいろなプロジェクトで
「見える化」に携わらせていただくことがあります。

.25 mile visibility
(Photo by daBinsi)

この「見える化」、非常に耳障りのいい言葉なので
改善への取り組みで取り上げられやすいのですが
本当に効果があるのかどうかは慎重に検討する必要があると思います。
実際「見える化はできていたほうがいい」というレベルにとどまることも少なくありません。

例えば工場における生産状況の見える化をマップに表示する、といった事例を考えてみます。

これは作り上げるのに製造機械からデータを取ったり
現場でデータを入力したりしなくてはならず
作り上げるのに非常にコストがかかります。
その分、出来上がる画面は非常に恰好のいいもので、
それを毎日眺めて進捗状況を把握できるということで満足される方もいらっしゃいます。

ただ、生産状況が見えるとどういうメリットがあるでしょうか?
工場のQCDにどんな影響があるでしょうか?
かかった費用に対して見合う効果を得られるでしょうか?

実際には現場を歩き回るのと何も変わらなかったり、
下手すると現場で何が起きているのかが分からない
見えない化を引き起こす恐れすらあると思います。

「見える化」は
「どのように見えていれば効果が取れるのか?」
を考えて導入すべきです。

見えることが改善のアクションにつながる業務フローになっているかどうか
考えて導入を検討しましょう。

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posted by noball at 20:00| Comment(0) | ■中小企業診断士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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